本学会は、平成3年(1991年)に日本呼吸管理学会として発足して以来今日まで、呼吸器疾患のケアとリハビリテーションにかかわる学術の向上を目指して参りましした。その後、包括的呼吸リハビリテーションの重要性の認識が高まり、平成18年、本学会の名称を日本呼吸ケア・リハビリテーション学会に変更いたしました。
在宅酸素療法(HOT)が普及しはじめたころに本学会は設立されました。本学会では、よりよい呼吸ケアは、医師、看護師、保健師、理学療法士、呼吸療法士、臨床工学技士、臨床検査技師、栄養士、薬剤師など、さまざまな職種がお互いを理解し協力することによって行われることを強調してまいりました。現在、呼吸ケアをめぐるチーム医療は、施設内のチーム医療から、病院、診療所、訪問看護ステーションや通所施設までを含んだ連携医療です。言い換えれば広域チーム医療として構築が進んでいます。このような流れのなか、本学会の会員はさまざまな職種から構成されており、まさに広域チーム医療の発展を目指していると言えます。
我々は15年余の確かな歩みを土台とし、より一層、呼吸器疾患のケアとリハビリテーションの知識の向上と理解を深め、呼吸器疾患の患者さんのQOLが向上するように努力していきたいと思います。
総務委員長 工藤 翔二
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